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テニスが導いた不思議な縁|安福哲男
原題: 偶然のみの人生 「なぜテニスを始めたのか」と振り返ると、その答えは「偶然」だった――。中学時代の英語の先生との出会い、高校テニス部への入部、そして大学で大阪大学テニス同好会に入ったことまで、人生の節目には思いがけない偶然が積み重なっていました。軽妙なユーモアを交えながら、「偶然」と「必然」について考察した、学生らしい瑞々しいエッセイです。 テニスとの出会いは、すべて偶然だった なぜ同好会に入ったのか。どうしてクラブに入らなかったのか。 それは、ひとえに気まぐれのせいである。 偶然に同好会の存在を知らされたからである。 もし同好会がなければ、今ごろどうしていたことか。 同好会に入ったのは、全くの偶然なのである。 英語の先生がテニス部をつくった テニスを始めたのは、今から七年前、中学一年生のとき。 その年に転任してこられたH先生がテニス部をつくられた。 そのH先生が、たまたま英語の先生だったから、テニスをやるはめになってしまった。 中学一年生といえば、英語を習う最初の年である。 誰もが英語に不安を抱いていたし、もちろん僕も例外ではなかった。.
yasunoritanaka
5月25日読了時間: 4分


雨男疑惑を乗り越え、外へ踏み出した一年|安福哲男
原題:昭和五十三年度をふり返って 昨年四月、思いがけず会長にかつぎ出されてから約一年。自信のないまま始まった幹部生活は、雨にたたられた京大戦、関西庭球同好会連盟への加盟、ニューカレ、夏合宿、北中杯、そして他大学との団体戦へと続いていった。「雨男」のうわさに悩まされながらも、少しずつ自信をつけ、同好会の新しい一歩を支えた一年間。任期を終える一週間前、安福哲男さんが会長として過ごした日々を振り返ります。 自信のないまま始まった会長生活 昨年の四月に会長にかつぎ出されて以来、約一年間、同好会会長を務めさせていただき、あと任期も残すところ一週間ほどになりました。そこで、この一年間を振り返ってみたいと思います。 会長に引っ張り出されてから少しの間というものは、自信もないし、元来“無口”な私でありますから、練習の運営がなかなかうまくいきませんでした。 最初の頃の練習において、幹部の一人がメニューを読む時に、 「8番コート、○○さん……」 と、先輩の名前だったので思わず「さん」をつけてしまう、といった具合でした。 「雨男」再来のうわさ 自信のないうちに5月にな
yasunoritanaka
5月15日読了時間: 6分
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