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Try Again 7(1981年)


百人を超える同好会をどう動かすか|木村友彦
原題:昭和五十五年度をふり返って 昨年の春合宿を欠席していたにもかかわらず、なぜか会長に選ばれた木村友彦さん。「非常に荷の重い役を負うはめになった」と振り返りながら、練習、試合、コンパ、合宿、コート取り、そして同好会の運営まで、昭和55年度の一年間を率直に総括します。会員数が増え、組織が大きくなっていくなかで見えてきた課題と、次の世代への期待。発展期にあった大阪大学テニス同好会の姿が伝わる、会長としての一年の記録です。 私は、昨年の春合宿をある理由のために欠席したのですが、それにもかかわらず、なぜか会長に選ばれてしまい、非常に荷の重い役を負うはめになってしまいました。 思い返せば至らぬところの連続でしたが、この一年間の同好会の活動をふり返ってみて、反省を加えてゆきたいと思います。 練習――人数が増えたからこその課題 練習日は、月、水、木、土曜日の週4回でしたが、一年を通してピリッと締まった練習があまりできなかったようです。 それには当然、幹部の引き締めが不十分であったということがあるのですが、それと同時に、同好会の活動がさかんになるとともに、練習
yasunoritanaka
4月18日読了時間: 5分


「平会員」に贈る同好会連盟案内|辻井潤一
原題:関西学生庭球同好会連盟委員でした 「関西学生庭球同好会連盟委員」という長い肩書きを一年で「逃げだした」と笑う辻井潤一さんが、一般会員には少々正体不明だった連盟と、その主催大会を軽妙に紹介します。フレッシュ、ニューカレ、団体戦――当時の大会規模や阪大勢の活躍を伝えたあと、文章はなぜか自作の詩へ。テニスの話から「オレ、やっぱり性格暗いのかナァ。」まで、昭和の学生誌らしい自由さが楽しい一篇です。 実に長ったらしい題名で始めましたが、早い話が、これは僕の昨年一年間の役職の正式名称なのです。(だと思う。詳しい事は北野君まで。彼は偉いのです。何故って、彼は昨年僕と一緒に連盟委員をやっていたのに、それに飽き足らず、今年は連盟内の渉外を務めているのです。僕は一年で逃げだしたけれどね。イッヒッヒ) さて、はっきり言って、同好会連盟というものは、同好会内の一般会員(僕はこの様な人を「平会員」と呼んでおります)、特に新入会員には、正体不明の組織に思えるかもしれません。 概略については、恐らくこの冊子のどこかに載っているであろう連盟規約を読んで頂ければわかることで
yasunoritanaka
4月17日読了時間: 3分


会計になって、僕の人生は変わった|北畠岩夫
原題:㊙会計報告 一年の春合宿で、かねてより希望していた会計に就任した北畠岩夫さん。それを境に学校からは遠ざかり、性格は「せこくせこくケチ」に変わっていったという。ニューボールを惜しみ、入会金を催促し、コート代にも目を光らせた結果、次期繰越金は3年ぶりの90万円台へ。しかし、会計を辞めても生活は元に戻らない。「おれのアカデミックなキャンパスライフはどこへ行ったんや?」――笑いの中に当時の同好会生活がのぞく、愉快な会計報告です。 学校へは、メシを食べに行く 一年の春合宿の時、かねてより希望していた会計になり、僕の人生は変わった。 普段の生活では、学校と遠ざかっていき、たまに授業に出れば、みんなは僕をめずらしそうに見る。 なんだ、その目は! 大学に入学したばかりのころは、東洋文学の講義にも出たんだぞ。しかし、それも遠い過去のこととなり、学校へはメシを食べに行ったようなものであった。 会計は人をケチにする? 一方、性格もせこくせこく、ケチな人間になっていった。 むだな金を使うな。ニューボールをあまり使うな。入会金はすぐ払え。万博コートの面数はほどほどに
yasunoritanaka
4月16日読了時間: 2分


チャンス、希望、そして本当の友|北中捷康
原題:詩三題 「風あたりは、今、君に強い。だが、凧だって風があるから飛んだ。」――苦しい時こそチャンスが潜んでいること、目標へ近づくために自分自身へ希望を語り続けること、そして青春の中で本当の友を得ること。北中捷康さんが三つの文章に託したのは、時代を越えて響く人生への励ましでした。同好会という「仲間のいる場所」の意味も重なって見えてくる、力強い三篇です。 チャンスはつかむもの 風あたりは、今、君に強い。 だが、凧だって風があるから飛んだ。 今、君に風あたりが強いのは、君のいよいよ飛ぶ日が近づいているからなんだと、今一度、君自身、自分にいいきかせてみてはどうだろう。 私は日頃から、チャンスというのは、ぎりぎり、もうダメだと思うような時の方が、あとで考えてみると、 「ああ、あのときがチャンスだったんだな」 という気がしてならないことがよくある。 調子のいい時だけがチャンスではない。 何もかもついていて、全てがラッキーな時だけがチャンスなような気がして、そんなうまい話のない、いまがやりきれないと思うことがある。 けれど、そんなうまい話は、そうザラにある
yasunoritanaka
4月15日読了時間: 4分


テニス同好会、テレビ取材を拒否する!?|平尾昌彦
原題:ある日の練習風景 テニスブームの実態を探るため、「某大学テニス同好会」を訪れたテレビ局のレポーター。ところが待ち受けていたのは、撮影を警戒する幹部と、「ボールボーイ、声出さんかー」「金網にもたれるなー」と怒号が飛び交う練習風景だった――。昭和56年、同好会の練習にもっと緊張感を、と願って書かれたユーモアたっぷりの架空取材記。笑いの向こうに、当時のコートの空気まで聞こえてきそうな一篇です。 テニスブームを徹底取材 レポーター 本日は、現在スポーツ界で最高のブームを呼んでいるテニスの取材に行ってみたいと思います。 このテニス、今や猫も杓子も、赤ん坊からあのおばはん、いや若き主婦達を黒幕に、安らかな老後を送ろうとしていた人までも巻き添えにして、世界にはびこっておるのです。 ではテニスとはどのようなもので、どこに魅力があるのでしょうか。(あるいは見栄かも。) それを徹底取材してみましょう。 狙うは「テニス半分、遊び半分」の同好会 レポーター 今日、訪れようと試みるのは、あのおばはん連中ではこちらが太刀打ちできないであろうし、ましてや各学校で活動中の
yasunoritanaka
4月14日読了時間: 4分


恋を知らないプーさんの、長い冬|蔵田哲之
原題:クマのプーさん ―大人のためのメルヘン― 恋を知らない16才のクマのプーさんは、冬眠のあいだにウォークマンを聴き続け、春になったら「みなみのかぜにのってはしるような恋」をしようと思い立ちます。やがて出会ったのは、かわいいクマのアイちゃん。ぎこちなく始まった恋は、プーさんを有頂天にし、やがて冬の備えさえ忘れさせてゆきます。可笑しくて、少し切なく、最後には静かな余韻を残す「大人のためのメルヘン」です。 恋を知らない16才のプーさん 今年も暗くて長い冬が来ました。 夏の間にクマのプーさんはいっしょうけんめいに働いて、食べ物をねぐらの中にたくさんたくわえていました。 プーさんは音楽が好きで、特にセイコとトシちゃんがお気に入りです。夏に働いているときでも、合い間に音楽をききながら、 「アー、わたっしの一こーいーはー……」 とうたうのが唯一の楽しみでした。 だけどプーさんは、幼稚園の子がうたっているのと同じで、うたの意味を知りませんでした。 そう、プーさんは恋をしらない、恋に恋する16才の男の子なのです。 去年までのプーさんは、冬眠の間いつもねていて、
yasunoritanaka
4月13日読了時間: 7分


強くなるには、自分で考え、自分で動く|池山達真
原題:ちょっときいて下さい 『エースをねらえ』を読み、専門書を買い、ループスウィングを信じて練習した池山達真さん。けれど思うようには強くなれず、合宿や対抗戦を経験するなかで、やがて「技術以前にフットワークではないか」と考えるようになります。後半では、一回生への助言から大きくなった同好会の組織論へ。4時間11分と少しかけて書き上げた、テニスと同好会への率直な思いです。 同好会にはいって良かった、と思っています。 大学にはいったら、テニスをしようと思っていました。 『エースをねらえ』を読んで、研究もしました。しかし、技術的なことは、あまりありませんでした。 そこで、梅田の紀伊国屋書店へ行き、かねてから目をつけていた『ヴィック・ブレーデンのテニス・クリニック』を買いました。 トップスピンがどれほど有効か書いてありました。 本を信じるか、先輩を信じるか 投げ打ちの時、アドバイスを熱心に聞かなくなりました。 だれも、ループスウィングを教えてくれないのです。 本の通りするか、だれか先輩のまねをするか、悩みました。 本を中心にすることに決めました。...
yasunoritanaka
4月12日読了時間: 4分


万博70人、庄内10人――幹部になって見えてきたこと|中筋智明
原題:同好会の現状報告 強化練習を終えてほっとしたのも束の間、『Try Again』の原稿を頼まれてしまった中筋智明さん。幹部になって2ヶ月、気になり始めたのは、万博と庄内の練習人数の差、熾烈になる土曜日のコート取り、新入会員のこと、そして夏合宿に向けた同好会の活気でした。北千里の始発に乗っても遅い番号札しか取れない――。テニスブームのただ中にあった同好会の姿を、二回生幹部の目から伝える現状報告です。 原稿を頼まれてしまった「不幸」 強化練習が終ってほっと一息ついたころ、庄内のコートで、中井さんと国塚さんから『Try Again』の原稿を書いてと言われ、一息ついた息をまた吸ったような気分になりました。 というのは、『Try Again』の原稿を書くのは会長だけだと思っていたためにおこった不幸でした。 それからというもの、寝ては夢に見、起きては幻となって、文才などまったくない僕を日夜苦しめたものです。 苦しめるだけ苦しめて、日が少なくなってもいっこうに何について書いたらいいのやらまったくわからないまま、残り2日となり、やっとペンをとりあげて、とりと
yasunoritanaka
4月11日読了時間: 5分


夜明け前のコート取りがくれたもの|国塚ゆかり
原題:夜明け前 まだ星の残る早朝、眠い目をこすりながら下宿を抜け出し、二週間に一度のコート取りへ。野良犬に怯え、始発電車に揺られ、やがて友人の車に便乗するようになっても、早朝ならではの小さな事件は尽きませんでした。決して楽ではなかったコート取り。しかし振り返れば、それは自分が同好会の一員であることを実感し、仲間とのつながりを深める時間でもありました。国塚ゆかりさんが綴る、夜明け前の青春の記憶です。 二週間に一度の土曜日 ジリリリリリリ……。 眠い眼をこすりながら、あわてて目覚ましのベルを止める。 あと5分。 そう思いながら布団を頭までかぶる。 ハッと気がつくと、時計の針はいつのまにか15分程進んでいる。 いけない、遅れる! あわてて起き上がると、昨晩枕元にたたんでおいた洋服に袖を通す。 何となくまだ体の一部分が眠っている感じ。頭もまだ鈍い。 あれ? ボタンが余ってる。ヤダナア。一番最初からズレてる。 歯磨いて顔も洗わなくっちゃ。朝御飯食べてる暇なさそうだなあ。いくら何でも化粧水ぐらいつけとかなきゃ。 アレ、もうこんな時間、たいへん!...
yasunoritanaka
4月10日読了時間: 9分


「信頼度45%」で読む夏合宿班別ガイド|執筆者不詳
原題:夏合宿班別案内 最大行事の夏合宿を有意義にするには、まず班長の性格を知ることから――。そんな前提で始まる、信頼度45%の班別人物分析です。「デビル平尾」「サタン寺田」をはじめ、振り回し好き、怠慢打ち、電話局、多重人格、怪力フォームまで、8人の班長を遠慮なく紹介。果たしてどこまで本当なのか。昭和の同好会らしい内輪の笑いと愛情に満ちた、夏合宿直前の名物ガイドです。 最大行事の夏合宿を、皆さんが有意義なものにするための第一歩。 それは、班長の性格等を理解することです。 以下の**信頼度45%**の分析が、少しでもお役に立てば幸いです。 なお、掲載順序は適当であって、特に深い意味はありません。 注① 練習全般② 面白さ(主としてメニュー)③ ミーティング 平尾班 ① 超ハード ② ゼロ ③ 楽しい すっかりおなじみになった、会長平尾クン。 この夏合宿では、自称「デビル平尾」と言うぐらい燃えています。 ワンパターンメニュー、シビアな練習態度を要求、といった具合です。 この班にはいったならば、もはや体力の限界への挑戦で一週間を過ごすものとあきらめて下さ
yasunoritanaka
4月9日読了時間: 4分


女子校って、こんなところです|花房淳子
原題:私の母校の紹介 「女子校」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか。花房淳子さんが紹介するのは、広島の丘の上にあるカトリック系の女子校、ノートルダム清心学園。ミサや厳しい校則、女子ばかり50人のクラス、更衣室のない教室、そして熱烈なカープファンたち――。6年間を過ごした母校への愛情と、少し距離を置いたユーモラスなまなざしが感じられる、楽しい学校案内です。 「女子校」って、どんなところ? 「女子校」というと、どんなイメージをもたれますか。 女子校がどんな所か興味を持っている方も多いのではないでしょうか。 ここで私が6年間通った、ノートルダム清心学園を御紹介しましょう。 ただし、広島にあるローカルな学校ですから、大阪近辺の女子校とは違うところも多いと思います。 丘の上のカトリック校 この広島ノートルダム清心学園は、瀬戸内海を見降ろせる小高い丘の上にあり、また、まわりは松の緑に囲まれて、環境はとてもよいのですが、俗世間から隔離されているという感じもあります。 ノートルダムという名の通り、ノートルダムとは Notre Dame、つまり聖母マリアの
yasunoritanaka
4月8日読了時間: 4分


男たちは結婚と妻の仕事をどう考えていたのか|討論会
原題:女の子に送ります ちょっぴりマジな「結婚討論会」!? 「結婚したら妻には家にいてほしい」「女性も自分を生かせる仕事を持つべき」「家事は分担すればいい」――。昭和56年頃、同好会の男性4人が結婚生活と妻の在り方について本音で語り合いました。保守から革新まで意見はさまざま。ところが話が進むにつれ、建前と本音が入り乱れ、最後には「ほれたらいっしょや」の一言も。筆者の辛口コメントと追記まで含め、当時の若者たちの結婚観を伝える座談会です。 出席者 解説委員兼司会者兼書記 TENNIS GAL H2氏(保守)、H1氏(右寄り中道)、T氏(左寄り中道)、K氏(革新)、傍聴人 M子 最近、キャリアウーマンとか結婚しない女とかがよく話題になりますが、同好会の男性諸君は、結婚生活や妻の在り方に対して、どのような考えを持っているのでしょうか。 筆者の個人的要望により、それらについて討論してもらいました。 尚、以下の( )の部分は筆者の偏見に満ちた感想であります。 あしからず……。 「やっぱり嫁さんは家にいてほしい」 まず保守の側からH1氏。 H1氏...
yasunoritanaka
4月7日読了時間: 7分


恋の噂から無責任発言まで――同好会の裏側、全部斬ります|執筆者不詳
原題:同好会を斬る ある日の下宿で始まったのは、同好会内の恋愛情報をめぐる追及合戦。誰と誰が喫茶店にいた、あの人には彼女がいるらしい――酒が進むにつれて話はどんどん危険な方向へ。後半では、四回生から二回生、さらには特別出演まで、会員たちを一言コメントで次々に斬っていきます。「1981年5月現在、生ものでございます」。当時の人間関係を知る人ほど笑える、同好会の“ほんとのほんとの裏話”です。 ある日の会話(一)とある下宿にて 男達、上手より登場。 男1 突然、B嬢について女1を追求。 男2 証言。 「某月某日○曜日XX時、石橋周辺のある喫茶店にて、石橋には本来居る筈もないA君がB嬢といたようやで。」 女1 「エーッ、ナンで知ってんの!? コワーッ」 もはや冷静さを失いつつある。 女2 「みんなコワイネーッ! 同好会の中はコワイヨーッ!」 女1 (ドギマギ、ドギマギ) しかし冷静さを装いつつ、男2が何故この情報を得たのかを追求する。 が、その中で、ついポロッとA君の名前を言ってしまう。 全員 「へーッ」 男1・2・3 「言いよった、言いよった。」 女1
yasunoritanaka
4月6日読了時間: 5分


大人になる、その境界線の上で|寺田美杉
原題:境界線上 テレビの「プロポーズ大作戦」を何気なく見ていた彼は、ふと中学一年の頃を思い出します。ある女性アイドルに夢中になり、その姿を追いかけるうちに、少しずつ大人の世界を知り、傷つき、そして現実との距離に気づいていった日々。人は成長することで何を得て、何を失うのか。心の中に残る「透明な部分」を見つめながら、大人と子供の境界線に立つ青年の心を描いた短編です。 テレビの中のキス 彼はいつものように、ぼんやりと部屋でテレビを見ていました。 テレビでは、彼と同じくらいの年齢の大学生が参加する「プロポーズ大作戦」という番組の最中でした。 その日は特別企画なのでしょうか。いつもとはちがって、「フィーリングカップル」というコーナーでは女性の新人歌手をゲストに呼び、「女性新人歌手vs男子学生選抜」と銘うってやっていました。 番組が進み、結果として3組ほどカップルができました。 カップルになると、女子は男子にキスをしてもらうのがこの番組の決まりです。どこにそれをしてもらうかは女の方が決めるのです。 彼が見ていると、3人の女性歌手のうち2人は頰にしてもらいまし
yasunoritanaka
4月5日読了時間: 6分


コンパで知った、私の本性|岡崎知子
原題:コンパと私と同好会 大学3年目を迎え、ふと自分の同好会生活を振り返った岡崎知子さん。初めて聞いた「コンパ」という言葉、お酒への警戒心、女子更衣室のにぎわい、そして気づけば食べることにも芸にも積極的になっていた自分――。温室育ちだった少女が、同好会という新しい人間関係の中で少しずつ殻を破っていく過程を、軽妙な自己分析とともに綴った一篇です。 図書館通いの三回生 大学生活も3年目を迎え、ようやく勉強に振り回される大学生らしい毎日を送っている今日この頃です。 今までは、図書館などテスト中しか利用しなかったのに、最近は非常によく足を運んでいるようです。 もっとも、その半分は、図書館にあるあの華々しい壁紙を貼ったお手洗を利用しに行くのですが……。 というのも、文学部って女の城のはずなのに、なぜか男女兼用なのですよ。 あのしかめっつらした先生方にあんなところでばったり会って、 「やー、元気?」 なんてことになったら嫌ですから……。 まあ、とにかくそういう忙しい毎日の中、ちょっと考えた事、つまり私の同好会における歴史、といえば大げさだけど、成長ぶりみたい
yasunoritanaka
4月4日読了時間: 7分


厳しくやるから、テニスもスキーも面白い|鈴木浩助
原題:副会長を終えて 副会長を終えた鈴木浩助さんが、一年の回顧も、真面目になった話も、性格が変わった話も他の幹部に譲り、行き着いたのはテニスとスキーの話。技術を伸ばすには、どちらもある程度の厳しさと練習量が必要だと語る一方で、春合宿前のスキーの危険や、仲間の珍発言「ウェンデルン」まで話は広がります。真面目なスポーツ論と内輪ネタが同居する、肩の力の抜けた一篇です。 何を書こうか この一年を振り返って見ると……。 という文章を書こうと思ったが、考えてみると、こういう文章は前会長の書くものである。 だから、そちらは木村氏に任せることにして、他のものを書こうと思う。 最近、ぼくは非常に真面目になり、講義をサボッたことなどなく、予習・復習も欠かさずしています。 そうなんです……。 というような逆説的文章を書こうとも思ったが、また考えてみると、このような文章は前マネージャー池山氏の得意とするものである。 だから、これも池山氏に任せることにして、他のものを書こうと思う。 幹部を終えて思うことは、性格が変わったことである……。 というような性格変貌的文章も、前会
yasunoritanaka
4月3日読了時間: 5分


コート取りと、勝ち知らずの「うえむらーず」|上村恵子・植村恵
原題:無題 同好会に入って一年。最初は続けられるか不安だった早朝のコート取りも、何度か繰り返すうちに少しずつ日常になっていきました。そして後半では、名前までよく似た医短の同姓ペア「うえむらーず」が登場。試合成績はなんと0勝4敗。それでも二人の目標はただ一つ、「今年こそは一勝したい!」。早朝の苦労と迷コンビぶりを明るく綴った二人組の一篇です。 その1 コート取りの朝 同好会にはいって、やっと一年。 いろいろなことがあったけど、大変だったことと言えば、土曜日のコート取り。 「普通の日でも朝はすっと起きれないのに……。」 とはじめてコート取りのことを聞いたとき、同好会を続けていくことができるかどうか、はっきり言って自信がありませんでした。 でも、不思議なことに、何回も繰り返すと慣れてくるものですね。 今でも、やっぱりコート取りは大変なことだと思うけど、昔ほど「苦」にはなっていません。 人間って、何にでも順応できるようになっているのかしら……。 とにかく、そんなコート取りの様子についてでも書いてみようかと思います。 緊張は金曜日の夜から...
yasunoritanaka
4月2日読了時間: 5分


硬庭、後転、そしてナースキャップ|中井基子
原題:私のまわりのこと PartⅡ 高校時代は硬式テニスを少し敵視していたのに、大学ではなぜか硬庭の世界へ。百科事典を鉄アレイ代わりに鍛え、やがては“怠慢打ち”を覚え、気づけば卒業も間近です。そんな同好会生活の一方では、阪大病院で看護実習が始まり、筋肉注射や閉鎖病棟にも向き合う毎日。テニスと医短生活、その両方を中井基子さんらしい明るさとユーモアで綴った一篇です。 「硬庭々々イバルナ硬庭」 「硬庭々々イバルナ硬庭」 これが高校時代、私の大好きだった言葉。 『ソフトテニス』という通信販売の雑誌に載っていたもの。 高校の時、わが軟庭部はたいへんしいたげられていたので、硬庭に対する感情はあまりいいものではありませんでした。 そんな私が今は硬庭をやってるんですから、人生ってわからないものです。 硬庭を始めようと思った時、別にこの同好会でなくてもよかったんです。 違いなんか全くわからなかったから。 当時、同好会と愛好会の掲示板が隣りどおし。 練習日は、片や月・水・木・土。片や月・水・土。 「水曜は9限まであるから……。」 と、木曜に練習のある、この同好会を選
yasunoritanaka
4月1日読了時間: 4分


愛車と運転に性格はあらわれる?|森安篤夫
原題:同好会運転技術考 車の運転には、その人の性格があらわれる――。そんな説をもとに、同好会二回生たちの運転ぶりを愛車とともに勝手気ままに分析した「運転技術考」。方向音痴、怠慢運転、省エネ運転、そして「三ない運動」が必要とまで評される人物まで登場します。昭和の学生生活に欠かせなかった車と仲間たちをめぐる、内輪ネタ満載のユーモラスな人物評です。 車の運転は、その人の性格があらわれると言うが、わが同好会の二年生の一部の人物について、その運転技術を追ってみようと思う。 M・H(愛車 カペラ) まずは何といっても、この人をあげてみよう。 毎度おなじみ、廃車寸前のカペラに乗っている彼は、みかけの恐しさとは比べものにならないくらい、温こうな運転をする。免許は昨年8月に取り、経験豊富な方だ。 しかし、彼は同好会きっての方向音痴で、知らない道を走らせたら、どこへ連れていかれるかわからない。 知っていても知らないふりをして山奥へ連れていかれるかもしれないので、女子にとっては要注意人物だろう。 (わ〜、冗談どすえ) とにかく、彼には先頭をまかせることはできない。..
yasunoritanaka
3月31日読了時間: 3分
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