「信頼度45%」で読む夏合宿班別ガイド|執筆者不詳
原題:夏合宿班別案内
最大行事の夏合宿を有意義にするには、まず班長の性格を知ることから――。そんな前提で始まる、信頼度45%の班別人物分析です。「デビル平尾」「サタン寺田」をはじめ、振り回し好き、怠慢打ち、電話局、多重人格、怪力フォームまで、8人の班長を遠慮なく紹介。果たしてどこまで本当なのか。昭和の同好会らしい内輪の笑いと愛情に満ちた、夏合宿直前の名物ガイドです。
最大行事の夏合宿を、皆さんが有意義なものにするための第一歩。
それは、班長の性格等を理解することです。

以下の**信頼度45%**の分析が、少しでもお役に立てば幸いです。
なお、掲載順序は適当であって、特に深い意味はありません。
注① 練習全般② 面白さ(主としてメニュー)③ ミーティング
平尾班
① 超ハード ② ゼロ ③ 楽しい

すっかりおなじみになった、会長平尾クン。
この夏合宿では、自称「デビル平尾」と言うぐらい燃えています。
ワンパターンメニュー、シビアな練習態度を要求、といった具合です。
この班にはいったならば、もはや体力の限界への挑戦で一週間を過ごすものとあきらめて下さい。
もっとも、ミーティングでは、彼は独特の文法を駆使して話しますので、少し楽しみが期待できます。
藤井班
① 普通 ② 不明 ③ 不明
少しも同好会で問題発言をしない彼は、普段の練習でも静かで、まじめです。
女性関係では数々のエピソードが、その純情さを示していますが、練習に関しては全く未知数です。
もちろん彼は経験者ですから、それなりのものは期待できるでしょう。
なお、彼が注意を与える時は、がまんにがまんを重ねた後なので、注意されないようにすることが大切です。
森安班
① 単調 ② 皆無 ③ 長い
皆さんの春合宿以前の予想を覆し、幹部になって以来、彼は保守の権化となりました。
新しいメニューなど望むべくもなく、彼の大好きな「振り回し」の嵐となるでしょう。
自分で声をよく出すのですが、一、二回生には全然注意しないのが少し気になります。
普段が万事、御存知の変人ですから、練習中の彼に驚くかもしれませんが、まあ、あんなもんです。
なお余談ですが、彼と西部は、同好会での単位獲得率のワースト2です。
寺田班
① 超ハード ② 無限小 ③ 普通
たまひろいいじめで有名な、北野高校テニス部出身。
自称「サタン寺田」。
得意の一声、
「もっと声出さんか」
が連発しそうです。
一年の頃は、ボールを渡す際にナックルボールを連投するなどしていたのですが、幹部になってからは直球で押しています。
5月頃、プライベートな問題から、人の心をえぐるような発言が出始めたので、8月は……。
またもや余談ですが、彼の講義・ゼミのスケジュールは、同好会最優先のために歪んでいます。
西部班
① 不明 ② 普通 ③ 極度に短い
怠慢打ちの代表者。
経験者でありながら、カメ足のせいか軟弱、というのが庄内コートでよく見られました。
エイリアンと呼ばれたこともある彼は、なぜかボールボーイだけは必死でやります。
そのため、気分によっては一、二回生に文句を言うことしばしばです。
しかし意外にも、春合宿ではリターン練習を発案するなど、変人の様相を示しているので、メニューは変化があるかもしれません。
松本班
① 不明 ② 普通 ③ 暗い
いつ電話しても話し中というぐらい、同好会の電話局となっています。
8人中、唯一のフレッシュです。
足に自信があるので、ランニングはシビアでしょう。
私生活では自意識過剰のため、絶えず問題発言をしています。
中筋とは対照的に、食事は人並みです。
余談ながら、コンパで食べ過ぎる下宿生は、中筋、野中、米田といったところです。
武内班
① 普通 ② 評価不可能 ③ 明るい
三回生本間氏の、自分のテニス上達のみに生きる姿に影響を受けています。
もはやアフターテニスは心になく、テニスひとすじと彼は言っています。
話を相手によってコロコロ変えるなど、多重人格です。
彼の真実味あふれた大デマは、寺田、西部以外の二回生男子に信じられ、大きな社会問題となったこともあります。
しかし、彼も北野テニス部主将の過去があり、コートマナーの点ではきびしいものです。
中筋班
① ② ③とも相手の班次第
最後は、やさしさが売り物の中筋です。
社会人がほとんどという下宿に住み、着るものを誤ると、やくざによく間違われます。
しかし、はっきり言うと優柔不断で、彼の決まり文句は、

「そうしといて」
といった具合です。
一応経験者ですが、怪力のみのフォームは、一回生の方は真似しないのが賢明でしょう。
以上ですが、どの班も、普段とは全然違ったきびしさであることには違いなく、どうか皆さん頑張って下さい。





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