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木曽路を抜けて、御嶽山のご来光へ|松井香澄
原題:木曽旅行記 旅行というか、どこでもいいから出かけるのが大好き。そんな松井香澄さんが、祖母と何度も登った木曽御嶽山への旅を綴ります。大阪から特急「しなの」に乗り、木曽川沿いの風景を眺め、山荘で一夜を過ごし、午前2時に山頂へ。満天の星、刻々と色を変える空、ご来光、雲海――。旅する喜びと山の感動が、素直な言葉で描かれています。 私はなぜか旅行というか、どこでもいいから出かけるのが大好きなのです。 私の祖母もこれまた旅行好きで、私はよく祖母について、いろんなところへ出かけたものでした。 そんな中で、長野県の木曽御嶽山という山があるのですが、その山には11歳の頃から7回ほど登りました。もちろん祖母といっしょに。 木曽御嶽山というと、ご存知の方も多いと思いますが、 「木曽のナー、なかのりさん。木曽の御嶽山はなんじゃらほい」 というと、ああ、あれかとおわかりになる方もいらっしゃるんじゃないかと思います。 その木曽御嶽山です。 標高3063メートルというから、かなり高い山です。 そこで、その木曽御嶽山の話でもしようかなと思います。 暇な人は、読んでみてくだ
yasunoritanaka
5月7日読了時間: 5分


紫陽花とカエルと、吹田キャンパスの毛虫|松井香澄
原題:雨の日のひとり言 じめじめ、むしむしの梅雨の日。青空と入道雲を待ちわびながら、ふと目にした紫陽花から、聞こえなくなったカエルの声、中学生時代の解剖実験、そして授業中の毛虫騒動へ――。松井香澄さんの「ひとり言」は、思いつくままに軽やかに広がっていきます。自然の変化への小さな気づきと、吹田キャンパスでの愉快な日常が、瑞々しい感覚で綴られた一篇です。 梅雨は好きじゃないけれど 今日はやけにむし暑い。 天気予報では、今年最高の気温だとか。 おまけに梅雨で、じめじめ、むしむし。 不快指数はきっと高いことだろう。 早く梅雨があければいいのに。 あの、どこまでも青く、入道雲のある夏の空が恋しい。 梅雨はあんまり好きじゃないけど、梅雨がなければお米もとれないし、かえるも死んじゃうし、紫陽花も咲かないし……。 紫陽花は「移り気」なのか アジサイは紫陽花と書くけど、紫の太陽のような花という意味かな。 でも紫陽花は、ピンクになったり、白くなったり、黄色くなったり、文字どおり紫になったり。 色が微妙に変わっていく。 紫陽花の花ことばは、たしか「移り気」だったっけ。
yasunoritanaka
4月26日読了時間: 5分
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