朝のコート取りが懐かしい|中筋智明
更新日:1 日前
原題:マネージャーをおえて
マネージャーの仕事を終えて二か月余り。原稿の催促にぼやきながら、中筋智明さんが振り返るのは、早朝のコート取りや練習メニュー作りに追われた一年間です。苦労したはずの仕事が、終わってみればなぜか懐かしい。そこには、同級生や後輩との連帯感がありました。さらに、二年生を中心とする同好会運営と上級生の役割、秋の北中杯によって練習の機会が減ってしまう問題へと話は広がります。幹部経験者ならではの実感と、同好会をより良くしたいという思いが率直に綴られた文章です。
また、いやな時期がやって来た
マネージャーを終えて早や2か月ちょっと。去年と同様また、いやな時期がやって来た。
こう書くと、二年の人は梅雨のことかなと思われるかも知れない。しかし、いやな時期とは、このトライアゲインの原稿を書くことである。
毎年の事ですが、幹部・旧幹部は、当然これを書かなければいけない。
私が文学部の人間ならいざ知らず、工学部のむくつけき男共に囲まれた中で勉学していては、到底、洒落た文など書ける筈もなく、文をあまり書きなれていないものだから、国語辞典片手に、恥ずかしい文を書いてしまう。
とぼやいてみたところで、トライアゲイン担当者も早く原稿を集めたいものだから、催促が止むわけでもなく、顔を合わせるたびに催促される。
仕方がないので、この一年を振り返って、感じたこと、気付いた事を書いてみたいと思います。
コート取りから解放されて
今年の三重で行なった春合宿を終え、新旧幹部の交替も無事済んだ時は、やはりほっとしたものです。
しかし、その後はコート取りから解放された事を非常に喜び、練習の退屈さを持て余し、幹部をやっている時にはそんなにメニューを作らなかった(夏・春合宿の時には作ったが、)のに、何故かメニューを作る時の下敷きと鉛筆が時々懐かしくなります。
確かにコート取りは朝早く起きなければいけないので、大変しんどいものです。

しかし今考えてみると、あのコート取りが2年同士の連帯感、2年と1年の親近感を得られる機会になったのではないだろうか。
お互い辛い思いをしながら朝早く起き、ただ一つの救いはあの朝のすがすがしさだけです。
だから今ではコート取りが懐かしく思えてきます。
ただし、今コート取りをしろと言われても、1・2年の時のように毎週又は一週おきに行く元気が湧いてはこないが……。
一人でも庄内コートへ行ける同好会に
こういった連帯感・親近感がまとまりのある同好会にし、一人であっても庄内コートに行ける、そんな同好会にしていくのではないでしょうか。
あの人が行かなければ私も行かないというような同好会であるより、比べようもない程素晴らしい同好会だろうと思います。
三年生は「影の中心」であるべき
練習中の退屈さ、下敷きと鉛筆が懐かしいというのは、やはり3年になると同好会の中心で無くなってしまうからだろうか。
いや、3年こそ同好会の影の中心でなければいけない。そして、4年はそのまた影の中心でなければならないのだろう。そして、M1は当然……。
事実、2年は同好会の運営上の中心にならざるを得ず、それを3年が援助して行くものであると思う。
私たち旧幹部がなんとか無事一年やって来られたのも、主に今は4年である方達からのいろいろな面においてのアドバイスがあったからこそです。

そしてまた、幹部学年である2年の協力を得られたからです。
もし2年の協力が無く、ただ幹部だけが突っ走っても、その4人が浮き上がるだけで、同好会のマイナスになることがあっても決してプラスにはならないのです。
ですから今2年の人達は、幹部ではないからと気楽な気持ちでいずに、自分も幹部学年、つまりは同好会の中心となるべき人間の一人だという事を考えて、同好会の練習その他に参加して下さい。
北中杯の期間中、練習はどうなるのか
最後に秋に行なわれる北中杯についてちょっと……。
北中杯が行なわれている最中は、土曜はほぼ一日試合に使われ練習が出来ないし、庄内でも試合が行なわれ、春・夏のような練習らしい練習が出来ない。
北中杯で早く負けた者の何人かは、まだ試合が行なわれているから練習が出来ないと思い、練習に参加しなくなる。
そして冬になり練習が行なわれなくなる。
春になって練習が始まる頃になって、10月頃から来なかった人達が急に来る。
すると「あの人は辞めたのじゃなかったのか」という様な言葉が聞かれる。
この言葉を言う方も言われた方も、あまり気持ちの良いものでない。
この原因はやはり北中杯のあり方にあると思う。
北中杯と普段の練習を両立させるには

一例を挙げれば、北中杯の始まる時期をもっと早め、庄内では今まで通り練習と試合を入れ、土曜日は必ず午後2面は練習に当て、残りのコート(出来るだけ多い方が望ましいが、会計の都合もあるので2・3面)で試合を行なう。
このように土曜日に練習があれば、追コンまで一応練習出来るのだし、前に書いたような言葉を聞く事も少なくなるのではないだろうか。
北中杯をどのように行なえば良いかが、今後の課題であるでしょう。





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