「守銭奴」と呼ばれた会計の一年|佐倉賢治
原題:もうひとつの会計報告
春合宿の倉敷で買った、い草の小銭入れ。それをきっかけに「守銭奴」と呼ばれてしまった同好会の会計担当。しかし、その裏には卒倒しそうなほどの資金不足と、次々に押し寄せる予想外の出費がありました。会費、コート代、ボール代、『Try Again』の発行費、バス代――。数字と格闘した一年を、佐倉賢治さんが自虐とユーモアたっぷりに明かす、まさに「もうひとつ」の会計報告です。
「佐倉は守銭奴になりきっとる」
春合宿の中日に倉敷に出た時、い草でこしらえた小銭入れを買ったのですが、その時、そばにいたY氏とI氏から、
「佐倉は守銭奴になりきっとる。」
と言われ、ドキッ!! としました。

森嶋さんや花岡さんが会計の仕事をしておられるのを見聞きして、
「あんなにガッチリとやっていたら、人間性が損なわれてしまうから、ボロが出ない程度に適当にやっていこう」
と考えていたのに、やっぱり僕も「守銭奴」という言葉を言われるようになってしまったかと思うと、そのショックは相当なものでした。
卒倒しそうになった資金不足
累積黒字がかなりあったので、一昨年の夏、合宿参加者には三千円を昨年前期の会費に振り替えても、かなり黒字が残るだろうと呑気に考えていたところ、同好会リーグに入ったため、登録料・エントリー代の立て替え、久しぶりに発行した『Try Again』、夏合宿にチャーターしたバス代といった思わぬ出費があり、夏合宿の前には、気の弱い会計にとっては卒倒しそうなほどの資金不足に陥りました。
それからは、出費を切りつめ、会費を値上げし、先輩諸氏よりご寄付をいただきまして、なんとか決算でもわずかながら黒字を計上することができ、ワキの上にジワッとにじんでいた冷や汗も、ようやくおさまりました。
90万円あっても安心できない
現在の同好会の会費徴収方法では、8月と3月の合宿で半年分を徴収しているため、4月には夏合宿までやっていくだけの資金が必要であるということは、容易に理解していただけると思います。
今年は、4月1日に現金と銀行預金とを合計して、約90万円繰り越しましたが、8月までに、
コート代20万円、ボール代20万円、『Try Again』15万円、同好会リーグ関係の出費15万円、バス代35万円、雑費5万円――。

これだけ使うとすれば、40人から入会金を取ったとしても、現在の会計・小谷(左)の顔がひきつっている理由がおわかりいただけると思います。
(しかし、小谷は偉いから、徴収方法を変えているかもしれません。その場合は、皆さんの顔がひきつっていることでしょう。)
会費は早めに払った方が身のためです
もしも、会費を滞納していて、小谷から、
「払え」
とおどされている人がいるとすれば、早めに払っておいた方が身のためでしょう。
きっと、この資金不足が解消されない限り、会計の人間性はゆがみ続けることでしょう。
資金不足が解消されても、会計は地獄を見る

いいえ、資金不足が解消された時には、テニスツアーの企画、キャンパスとコートを連絡する送迎用自動車購入等々、無理難題は次々と生まれ、それこそ会計は地獄を見ることになるでしょう。
誰ですか?
「やはり会計は暇な経済学部でないとあかん。」
と言っているのは。
それほど暇ではないですよネエ。熊本さん?!





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