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「お客さん」にならないために|木村友彦

yasunoritanaka
5月3日
読了時間: 3分

原題:ちょっと一言

自由で気軽に参加できることは、同好会の大きな魅力です。しかし、200人近い会員が集まれば、その関わり方もさまざまになります。練習に来ても言われたことだけをする「お客さん」になってはいないか――。木村友彦さんは、練習への参加の仕方から同好会運営への意見まで、一人ひとりがもう少し積極的になることの大切さを語ります。自由だからこそ、自覚をもって関わる。そんな同好会のあり方を考えた一文です。

いろいろな人がいる同好会


同好会というと、体育会のテニス部とは違って、自由で遊び的な雰囲気を連想させられるのではないでしょうか。

200人近い会員がいるというのも、気軽にテニスができるということのためでしょう。

それぞれ異なる距離感でテニス同好会の活動に参加する大阪大学の学生たち

それほど多くの人達がいれば、例えば、今の同好会の雰囲気はルーズすぎると思う人や、ときどき気の向いたときにフラッと練習に顔を出すだけの人など、いろいろな考え方の人達がいるのは当然です。

そういったいろいろな人達を、一つの同好会というものにまとめてゆくのは、至難のわざと思われます。

では、どうしたらいいのでしょう……。

お客さんにならないで下さい


まず、お客さんにならないで下さい。

例えば練習のとき、名前を呼ばれてコートに入り、時間になったらまたボールボーイをするだけ、という、言われたことしかしない受け身的姿勢があるのではないでしょうか。

もちろん、メニューをつくったりして練習の骨組みをつくるのは幹部の仕事ですが、それはただの骨組みにすぎず、幹部が練習をしているのでもなく、参加している全員の練習なのです。

もっと積極性がほしいと思います。

積極的に参加するということ


ボールボーイのとき、一生懸命やることや、

「ボール行きます」

と大きな声を出すことも積極的なことだし、打ち終わったあとでアドバイスを聞きに行ったりすることも同様です。

ちょっと考えれば、いくらでも積極的な参加の方法はあると思います。


意見を出すことも参加のひとつ


練習のことについて書きましたが、それ以外のところでも同じです。

少人数で同好会を運営してゆこうなど、どう考えても手のまわらないところや、良くない意見も出てくることもありますから、そういったところはどんどん意見を出してほしいと思います。

自由だからこそ、やる時はきっちりと


同好会の良さは、やはり自由で気軽に参加できるという点だと思いますが、練習やコート整備等、やるべき時にはきっちりとやることが必要ではないでしょうか。

同好会は、全員の集まりなのですから、一人一人が積極的に、自覚をもって、そこからよりよい同好会にしてゆけたらいいと思います。

【イラスト③】

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