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心に広がる小さな波紋|辻本 昌容

yasunoritanaka
6月18日
読了時間: 2分

原題:我が愛の詩集「心の泉」より

好きという気持ち、幸福な瞬間、会えない時間、夜空を見上げる想い――。学生時代だからこそ素直に綴ることのできた恋心が、短い言葉の中に込められています。一篇ごとは小さな詩ですが、読み進めるうちに、一人の青年の恋の移ろいが見えてきます。最後には、筆者が「大好きなミヨちゃん」の作品として紹介する可愛らしい詩も添えられた、青春の詩集です。

一 心の泉

小さな石が泉に落ち、波紋が広がる情景

君の投げた小さな石で

ぼくの心の泉にできた

小さな波紋は

どんどん大きくなって

泉いっぱいに広がったよ

二 いたずら好きの君

好きなんだ

とっても。

でも、だめなんだ、ぼく。

君の心がわからない。

ぼくがこんなに想っているのに……

いたずら好きの君。

三 幸福

悲しい日なんて

世の中から

消えてしまえ。

ぼくは今、

幸福だ。

四 心は君のもの

今、ぼくは

君のことを考えています。

きっと君も

ぼくのことを

考えてるだろうね。

だって

ぼくの心は

君のものだし、

君の心は

ぼくのものさ。

五 夜空の星

あの星は

夜空に並ぶ二つの星を見上げる大学生

君も見てるよね。

あのキラキラ輝くのが

ぼくの星。

その横で

かわいく光るのが

君の星。

楽しそうだね。

きっと見てるよね、

君も。

六 幸福ですか

「ねえ、君」

「なあに」

「幸福かい」

「あなたが幸福なように」

「もちろん、ぼくは幸福さ」

七 空はつながっている

この空は

ずっと続いているんだね。

彼女の家が見えるかい。

今、

どうしてるんだろう、彼女。

何かあったら

知らせておくれ。

風よりも

光よりも

まず一番に

ぼくがかけつけるよ。

八 愛の灯

大切な愛の灯を両手で守る若い男女を象徴した情景

ぼくの心は

燃えているよ。

君に会った

あの日から。

消さないでおくれ

心の灯を。

君にささげた

愛の灯を。

最後に

大好きなミヨちゃんの作った詩から。

私の恋

かぜ、ひいちゃったらしいの。

いつになったら

治ってくれるのかな。

あの人、

このごろ

いつも知らんぷり。

なんか

いいお薬なーい?

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